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当社新製品「GND・スタビライザ・キット」の効果確認のため僕の嫌いな
「デジタルアンプ」なるものを購入しました。
ラステーム・システムズの「RSDA−202」です。
http://www.rasteme.co.jp/product/audio/rsda202/rsda202.html
本体は手のひらに乗るサイズ。4Ω負荷で20W+20Wの出力が得られます。
専用ACアダプタも同時購入しましたが、これは自社製ではなく、我が社の
テルミンに付属しているACアダプタのメーカーである「アイコー電子」製
12V−5AのスイッチングACアダプタでした。
スイッチング式ということで敵に不足無し!
さっそく試作機を使用した結果、みごとアース無しでノイズレスな演奏が
可能でした。まずはめでたしめでたし。
こいつをキット化するのが大仕事になりそうではありますが・・・。
こういった「チョップドアンプ」とでも呼びたくなる形式のアンプは、今に始
まったことではなく、BOSEなどでは80年代からこのようなコンセプトの
アンプを作っていたような気がします。
この種のアンプは今後「ミニコンポ」は無論「カーオーディオ」の世界でも
第一選択となっていくハズです。このアンプに使用されているIC「TA2020」
の電源電圧が12V付近というのもこの辺を意識してのことでしょう。
こういったアンプは、終段の素子が抵抗体として動作することがないので、
コスト的にも体積的にもかさばる放熱のためのパーツ(放熱器)が小さくて
済むのです。これは設計者にとっては「福音」には違いありません。
さて音ですが、ナショナルセミコンダクタの同出力オーディオアンプ用IC
「LM1875」を使用した従来型のアンプに比べ、音の荒さが気になります。
「300万円のアンプに匹敵」などという大仰な噂もWEB上ではみかけますが、
???です。まずノイズが多いのが致命的ですね。
LM1875を使用したアンプが、「当たり鉢と当たり棒」でていねいにこしらえた
「とろろ汁」だとすると、RSDA−202は「卸し金」でゴシゴシとお手軽に作り
ましたという感じ・・・。
しかし意外と鮮度のある音がするのも特徴で、従来の12V動作のカーオーディオ用
オーディオアンプIC、例えば東芝「TA7252AP」等を使用したBTLアンプ
の「ウチのカーチャンがこさえたハンバーグを、半年冷凍し、本日チンしました。」
的な生きの悪さは感じられません。この辺はカーオーディオ用として評価に値するかも。
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